本日 133 人 - 昨日 110 人 - 累計 153872 人

高校受験

中三の夏。
ついに高校受験の準備を始める時が来た。

親からはあまり「勉強しなさい」と言われた記憶はないが、自らやった記憶もない。
どんな契機か忘れたが、勉強を始めた。

私は当時から理系脳で数学大好き、社会苦手だったので、初めて社会に手を付けた時の衝撃は今でも覚えている。
全くと言っていいほどわからなかったのだ。

それからというもの、親が
白紙のワークを全てコピーしてくれ、一通り実施、答え合わせ、間違ったところだけを繰り返す
としていたのだ。
この勉強法は功を成し、夏休み明けにはかなり○が増えていったのであった。

私の代から、公立高校受験は前期・後期制になった。
以前は一回の受験だったのが、前期である程度の優秀な人材をとり、後期で残りをとるという不思議なものだ。
新たな取り組みであることや、実力テストを受けるために、その頃から塾に通いだした。
どこかしら塾に抵抗感があったのか、大手の塾ではなく少し小さめの塾に入塾した。

無事に第一志望校に合格し、公立高校に入学。
部活はまさかの吹奏楽部に入ったが、中心街の高校に行けたこともあり、毎日の部活に加え週三回のクラシックバレエもやめることなく続けられた。

勉強も、中学時代と同じく宿題や小テストの準備は欠かさず、テスト2週間前は勉強した。
中学と違い、同じくらいのレベルが集まる高校では、順位の上り下がりは大きかった。

それでも勉強だけでなくスポーツもできて優しくて面白くてユニークで、そんな仲間たちに囲まれて、楽しすぎる毎日を送っていた。

今でも彼らは面白くて努力家で、いろいろな道に進んでいる。
毎年会ってるけど、変わらなくバカな事するのも、仕事頑張ってて成長してるのも、見てて嬉しいし、自分も頑張りたくなる。

小中高、地元の友達って本当に宝物。
特に高校は、受験があるから、受かる人と受からない人がいる。
だけど、そこは、自分のレベルにあっている場所。
もし受からなくても、第二志望の高校で、そこで出会った友達と、大学受験や、就職活動を一緒に頑張る。
その友達は一生の友達になるから、存分に高校生活を楽しんでほしい。



コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):