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人生概論2ーやや勉強について

友達がスイミングや塾に通っている子が多かったこともあり、親からは何も言われていなかったが、自ら親に「スイミングと塾は行きたくない」と申し出ていた。

すると親から
「塾に行きたくないなら、授業中に先生の言うことを聞いて全部覚えて来なさい」
と言われた。

もちろんその通りにした。
自ら予習復習はしなかったが、先生が「予習しなさい」「復習しなさい」と言われればやった。
(これも実はゆとり世代の特徴と言われている部分で、やられたことはしっかりやるが、自らやらない、にすっかり当てはまっている)。
テスト二週間前はテスト勉強をしなければいけないと言われていたので、当然守った。

すると、塾に通っていたわけではないが、中学では学年順位は1位をとることが多く、常に上位5位にはいたのではないかと思う。
だからといって、自分の能力が高いとは思っていなかった。
学校のワークをやっただけだったからだ。
だから、英語や国語の文章を読み解ける力があるとは思っていなかった。

次のテストも一位をとれるかわからない、そう思っていたため、自分の順位や点数を周囲に言うのが恥ずかしく、聞かれてもコソコソっと教えたりしていた。

私の予想は的中し、県下で行われた実力テストの点数はふるわなかった。順位はわからないが、とにかく普段の点数よりもがくっと落ちていた。
それでも私は部活の剣道、習い事として道場に通った剣道、週三回のクラシックバレエの習い事はやめたくなく、塾の時間などなかった。

塾を否定してるわけではない。
ただ、塾の雰囲気が怖く見えたし、好きになれそうになかった。

続く



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