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ゆとり世代の私

こんにちは、ゆとり世代のパイオニアです^o^笑

私は「ゆとり世代」がネガティブな意味で使われることを非常に残念に思う。
それに対して声を大にして言いたいのは、ゆとり世代を作ったのは私たちではなく、その時代の政府、教育委員会、教師、つまり大人だろう、ということ。
どういう風にゆとり世代を始める経緯に至ったか知らないけど、少なくともみんな賛成したと言うことでゆとり世代が始まったはず。私たちはそれに関して賛成とも反対とも言う権利はなかった。それを結果的に文句言う、おかしな話だと思う。
逆に「ゆとり世代を作ってごめんね」と言ってほしい。
何か不祥事があれば「これだからゆとり世代は」で片付けられちゃうんだから。

 次に、「これだから今の若者は…」という言葉。「今の若者」がいけないのか!?ということ。
ただ、遊び方や考え方が違うのは確か。
最近、中高生の中で「キスフレ」という言葉が存在するらしい。
それは「キスフレンド」だ。
付き合ってるわけではなく、キスをする仲らしい。
公でキスすることもあまり恥じらわないんだとか。
まさしく、私も「今の若者は…」と言いたくなるが、その次に出てくる言葉は「…すごい!」である。
明らかに考え方や観点が違う。それを我々古い者が抑圧してはいけない。
彼らが数十年後のリーダーなのだから。日本が変わっていくのは間違いない。その変化を止めて今の日本を維持しようとし続け、その若者はおかしい、親はどんな顔をしてるんだ、教育はどうなってるんだ、なんていようもんなら、ただの頭でっかち頑固親父である。
古い者は「これが今の日本です」といって受け入れる姿勢も大事だと思う。しかし若者も、古き良き文化を知って尊重する必要があり、やはりお互い尊敬し合うべきである。

茨木のり子さんに、「日本語」と題する詩がある。
<制御しがたい奔流は 濁りに濁り 溌剌と流れてゆくがいい
 決壊を防ごうと たとえ百万人 力を併せて清潔なダムを作ってみても
 そこに魚は住まないだろう>


「いやな日本語を叩き潰せば美しい日本語が蘇ると言うわけでもないだろう」と別の随筆で語っている。

これは日本語についてのことだが、こういう事だと思う。
いくら抑圧して美しい日本を作ろうとしたって、新しい技術・考えによって変わる日本や若者は、止められないし変えられない。
お互い、わかり合いたいね。

 私はゆとり世代をマイナスに捉えてないし、文句はない。ゆとり世代だからといって、たしかに休みも増えたし、勉強範囲も少なかったかもしれない。だけどそれは人格形成に影響があるとは思っていない。人格形成は家庭、交友関係、社会の影響は大きい。何もかも規制するのがいいことではない。いいも悪いもさらけ出して学んでいこう。

 大切なのは上下関係よりも“人・対・人”



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