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言語間の違いを受け入れる〜日本語を知る事

スウェーデン語を勉強し始めたときの最初の難関は名詞の活用でした。

例えば、イス"chair" はスウェーデン語で”stol”
a chair→→→→en stol
the chair→→→→stolen
2 chairs→→→→2 stolar
the 2 chairs→→→2 stolarna

こんな感じで、定冠詞か不定冠詞か(aかtheか)、単数か複数かで活用が変わります。
もちろん活用の種類もいくつか。
そして、形容詞も名詞に合わせて変化します。

始めは、納得がいかないと言うか(笑)、理解に苦しんだ。
なんで〜名詞が変わるの〜同じ物なのに〜と思ってました

私はスウェーデンで、日本語を勉強しているスウェーデン人にたくさん会いました。

彼らと勉強していると、日本語の活用も見直す事ができました。

日本語も、形容詞が活用する「大き、大き、大き
動詞もたくさん活用する「行ない、行、行たい、行、行う、行た」

他には日本語独特の、擬音語、擬態語
チクチクする
ツルツルする
ピカピカになる
どんなものかは、想像できますよね?
チクチクと言われたら痛そうだし、ツルツルと言われたら滑りそうだし…
でも、これはもちろん世界共通語ではありません。

彼らは「チクチク」から痛みの一つも想像しませんw
これは私にとってとても興味深いものでした。
言葉のような、音のような、でもやっぱり言葉。英語で説明するの難しいです。

あとは数の数え方。
1枚、1個、1本。。。
この概念さえも不思議です。
英語ではただ数字を言ってただけなのに、なぜ数字の後によくわからないものをつけるんだ…

きっと彼らも困惑しただろう。。。w
こんな風に、言語によっていろんなルールを持っているわけです。

「なんでこうなるの?」なんていちいち疑問を持っても仕方ない!!

日本語の質問をされても意外と答えは出てこず、
「”する”と”やる”の違いはなに?」とか
「匂い”が”するの、”が”て何?匂いが何をするの?」とか
考えましたな〜。。。

そこから、全てを受け入れるようになりました(笑)
日本語も深いです。言語は面白い。



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